社名は変わりますが「武蔵野美術大学出版局」は変わりません

本日4月5日、ムサビは入学式です。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
コロナ禍にあるこの1年間、さまざまな不自由の中で受験勉強をして、
合格を勝ち取ったみなさん、この経験がこれからの制作に、思考に、
プラスになることと思います。

さて、ホームページにもお知らせしましたが、
4月3日、株式会社武蔵野美術大学出版局は、
株式会社武蔵野美術大学ソーシャルマネジメントに改称いたしました。
この会社の「出版事業部門」が、武蔵野美術大学出版局です。
社名は変わりますが、ムサビ出版局は武蔵野美術大学出版局のままです。
吉祥寺校の2階にあることも、スタッフ6名も、変わりなく存続しております。

今年の秋の終わりに戸田裕介先生編『ぺらぺらの彫刻』の刊行を予定しています。
9人の著者がいらっしゃいますが、最初に鞍掛純一先生がお原稿をくださいました。
鞍掛純一先生といえば「脱皮する家」

『ムサビ日記』で「赤岩」くんが徒歩で越後妻有「大地の芸術祭」を回ろうとして、もちろん無理(笑
親切な人びとの車に乗せてもらい、ようやっとのことで「脱皮する家」に到着。
この作品の制作には、友人S君が参加しており、気楽な気持ちでS君をたずねた「赤岩」くん。
ここで「脱皮する家」に圧倒され、打ちのめされるんですね。
このシーンが、すごくいいのよ(117ページ参照)

『ムサビ日記』は2007年7月刊行。
14年後に、かの鞍掛先生からお原稿をいただくとは、想像もしなかった。
14年後に、社名が変更になるなんて、想像もしなかったよ、「赤岩」くん!
でもね、『ぺらぺらの彫刻』は「赤岩」くんに読んでもらいたいと思いながらつくっています。

社名は改称されましたが、武蔵野美術大学出版局はこれからも従来どおりの本づくりをいたします。
ムサビ出版局は、変わりません。
みなさま、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(編集:ハムコ)

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