11月中旬刊行、加藤幸治先生『民俗学 ヴァナキュラー編』は、来週末には印刷所に入稿します。
どんな本でも、何冊つくっても、帯はとても難しい。編集者、悩む。
が、今回ばかりは、するすると書けたんですね〜。
というのは、本文に2つのイラストレーションが入るのですが、その1つをみた途端に、ハイできたっ!
どうです、この子、可愛いでしょう?(自慢ぶりっぶりっ)
イラストレーションは気鋭の新人、おおやまなつねさん。
そう、オンライン授業だから、聴講しているみんながモニターからグワーっと加藤先生に迫っているわけ。
中央のしろうちゃんが持っているのは、天草名物の「こっぱもち」。
ヴァナキュラー感、満載でしょ、でしょ?!
そしてカバーの原画は加藤伸幸氏、加藤幸治先生の父上です。
この写真はカラーコピーで出力したものなので質感がイマイチゆえ、なおさら出来上がりが楽しみです。
しかも画期的なのは、本体価格1600円ですよ。A5判、256ページでこの価格!
(深夜テレビショッピングなら、たちまち売り切れ???)
デザイナーは、馬面俊之さんです。
「民俗学」はムサビで大人気の授業です。
おそらく、つくられたもの1つずつに宿るストーリーを読み解くのが好きだからではないか、とハムコは推測しています。
「農村で調査するのが民俗学でしょ?」なんていう人がいたら、それ違いますよ。
わたしたちが触れるもの、かかわる人々、すべてが対象であり、そこからヴァナキュラーを見出す魅力に、多くの人がきっとはまるはず。
(編集:ハムコ)
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