11月刊行の『ぺらぺらの彫刻』は、印刷所入稿の目前。
320ページ、A5判の上製本。
束見本を手にした編者のトダ先生「けっこう重いけど、何グラムあるの?」
ハムコ「この前、スーパーで買ったスネ肉が500グラムだからぁ、もうちょっと重いかな?」
トダ先生「そういう比較するのか(怒」
普段、6トン超えの作品と格闘しているトダ先生、100グラム単位の比較には疎い(笑
研究室の秤に乗せてみると、740グラム。
「ぺらぺら」のくせに、かなり厚手の本文用紙を使ったのでタイヘンに重い。
この重さが、吉と出るか凶と出るか、かなりの冒険であることは間違いない(汗
ま、本は、束ねて(出来上がって)みないとわかんないもんね。
本の厚みは30ミリ。
こうなると、帯の背にガッツリ惹句を入れねばならん。
彫刻を
観ない人に捧げる
彫刻オタクによる
愛の歌
こんなこと勝手に書いて、著者のセンセイは怒るかもしれない。。。
五十音順で「彫刻オタク」である著者をご紹介しますね。
石崎尚先生(愛知県美術館学芸員)
伊藤誠先生(彫刻家、ムサビ教授)
鞍掛純一先生(彫刻家、日大教授)
田中修二先生(美術史、大分大学教授)
戸田裕介先生(彫刻家、ムサビ教授)
袴田京太朗先生(彫刻家、ムサビ教授)
藤井匡先生(美術評論家、東京造形大学教授)
松本隆先生(彫刻家、古典彫刻技法研究家)
森啓輔先生(千葉市美術館学芸員)
幸いにも「俺をオタク呼ばわりするのか!?」なんて怒る無粋なセンセイはおられず(セーフ)
全10章の扉には、横山裕一さんの書き下ろし漫画が入り(嗚呼、なんて大胆なことをやっちまったんだ!)
横山さんの劇的な線画をデザイナー馬面俊之さんが鮮やかな手腕でまとめてくださり、ただいまスピン(しおり)を選んでいます。
花ぎれは若草色。スピンはどうしようか・・・編集者として最高にシアワセな時間です。
(編集:ハムコ)
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