週の初めに、厳重に梱包された小包を受け取りました。
白井敬尚先生からです。
あけてみると、、、A4よりひとまわり大きな上製本、272ページ。重い、とても立派な御本。
『排版造型 白井敬尚』
本の背には、日本語タイトル『組版造形 国際様式から古典様式へ、そしてアイデアへ』が併記されています。
昨年の秋から年末にかけて、中国国際デザイン博物館で開催された白井先生の個展に合わせて刊行された作品集。
図録ではなく、企画・編集・デザインをされた張弥迪さんは「学習」のための書籍としてこれを編まれたことが、白井先生からのお手紙に書かれていました。
張さんは書家であり(表紙の文字も張さんによる)、デザイナーであり、中国美術学院の教育者でもあるとのこと。
ページを繰ると、おおおお、、、嬉しいことにハムコ担当の3冊が!
『保田龍門・保田春彦書簡集 1958-1965』
父・龍門は明朝体、子・春彦はゴシック体で、それぞれの書簡を配置したページレイアウトも4ページを使って紹介されています。
そして『建築』と『カウンター・パンチ』。『建築』は、白井先生との初めての仕事でした。
隔月刊の『アイデア』だけでもたいへんなお仕事だったのに、その間にもこれだけのことをなさっていたのかと、改めて敬服しつつ、絵本を楽しむ子どものような気持ちで何度もページを繰っています。
(編集:ハムコ)
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