加藤幸治先生『民俗学 フォークロア編』の装丁はこんなかんじ!

一昨日、校正から戻ってきた『民俗学 フォークロア編』のゲラを一枚ずつめくり、「はじめに」で撃沈したハムコ。
そこには鉛筆で「小泉八雲」に線が引かれ、丁寧な文字で「ここ以外は、ラフカディオ・ハーンになっています。」と書かれているではありませんか!
がちょーん。
穴があったら入りたい。。。
なぜ気づかないんだ、、、、、、
どうしていつもこうなんだ・・・・・・
そのあとのページをめくる勇気をなくすほど消沈。
「はじめに」でこれだから、どうなるかと思ったものの、結果的にはこの衝撃がいちばん強かった。

第二の衝撃は「収集/蒐集」の使い分けモンダイ。
これは指摘されて、初めて「あれま」と思ったのでした。
さほどの衝撃は受けなかったように思ったものの、ののののノンノのん。
確かに、使い分けが、できていないではないか!
というわけで、昨日、加藤先生にカンヅメになっていただき、こうしたモンダイを数時間かけてクリア。
入稿直前『民俗学 フォークロア編』の装丁はこんな感じ。

カラーコピーの状態で、毎度の下手な写真でスミマセン。
デザインは、馬面俊之さん。帯のイラストは、おおやまなつねさん。
挿画は、加藤先生の父上、加藤伸幸画伯の御作品です。
『民俗学 ヴァナキュラー編』の挿画も父上の御作品でした。

「たくさんの御作品があるなかで、どうやって選ぶんですか?」とお聞きしたところ、
「絵のほうから、はいはい、あたしあたし!って手上をあげてくるんだよね」とのことでした。
(編集:ハムコ)

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