すだち_四半世紀前の思い出

すだち_四半世紀前の思い出

先日、MAUPでおすそわけいただいた「すだち」(8月30日ピロイのブログ写真をご参照ください)。
私が、初めて「すだち」を認識したのは、25年前。
当時ライターをしていて、旅の雑誌の仕事のため、産地・徳島県に5泊6日していた時のこと。
すだち、なるものに馴染みがなかったものの、
5泊6日の3食に、ついてまわること、すだち。

徳島県民の方々は、当たり前のように、
すだちを食事に取り入れていました。
ちょうど、今くらいの旬の季節だったから、なおのことだったのかしら?
帰りには、こんなに美味しいもの、みんなに配りたい!
と1箱買って、東京に戻ってきたのでした。

徳島では、バスにずいぶんと揺られ、
迷いに迷って(地図がちゃんと読めないことも原因)
たどり着いた岡田製糖所でいただいた和三盆糖も忘れられない味。
そして、祖谷(いや)のかずら橋を渡ったり、
専用のケーブルカーを使って谷底の露天風呂にはいる祖谷温泉も衝撃の思い出。
温泉につかって部屋に戻りテレビをつけると、ダイアナ妃の事故死のニュースが続いていました。
当時、建設中で、ヘルメットをかぶって案内された大塚国際美術館。
完成したら行ってみたいなあ、と思いつつ……あっという間に四半世紀が駆け抜けている!!
これから何を大切にしていこうかと考えをめぐらせる9月。

[制作:呑猫]

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