重版出来:加藤幸治先生『民俗学 ヴァナキュラー編』

いちばん好きな言葉は「重版出来」
いちばん嫌いな言葉は「返品了解」です。

加藤幸治先生『民俗学 ヴァナキュラー編』第2刷が納品されました。
この本は、2021年11月刊行。
出版企画を加藤先生からいただいたのは2021年1月末、ひたすらコロナに怯えていた時期です。
それから刊行までの期間「10か月」は、ハムコの編集では最短記録。
コロナ禍にあったからこそできた、とも言えますし、編集者の仕事はコロナに左右されない、とも言えます。
ま、いつでも、やる気×勇気×元気があれば、なんとかなるもんです。

今回の増刷では、見返しに使っている用紙(色上質)の「アマリリス」が廃盤になってしまい、慌てて「サーモン」に変更しました。
写真では、下が第2刷「サーモン」。上が初版で、カバーなしの表紙からチラリと「アマリリス」をお見せしています。

加藤先生に、見返しを変更したことをお伝えすると、
「増刷のたびに、見返しの色を変えたいな〜」と大喜び。
ええっ、こ、こんな反応が返ってくるとは (◎_◎;)

そんなことは、考えたこともなかった・・・
「増刷が見込める本は、スタンダードな紙材を使うこと」という「おしえ」を守ってきたのに。
でも、、、面白いかもぉ。
(編集:ハムコ)

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