本日より、鷹の台キャンパスの2号館1階にある展示スペース「gFAL」にて開催されている展覧会をご紹介。
「いくつかの波間 ちばふみ枝個展」
会期:2024年9月5日(木)― 9月23日(月・祝)
※日曜休廊 (9月16日〔月〕・23日〔月〕の祝日は開廊)
時間:11:00-17:00
会場:gFAL(Gallery of The Fine Art Laboratory)
東京都小平市小川町1-736 武蔵野美術大学2号館1階
問い合わせ先:彫刻学科研究室企画 042-342-6055
彫刻学科研究室webサイト → こちら
イベント:アーティストトーク
日時:9月5日(木)15:00-16:30
場所:2号館202教室
作家紹介:ちばふみ枝
宮城県石巻市出身・在住。武蔵野美術大学大学院を修了後、都内を中心に作品を発表。2011年、東日本大震災を機にUターン。現在はアーティスト・ラン・スペースである「石巻のキワマリ荘」内に小さなアートスペース「mado-beya」を構え、拠点として活動している。
自身の制作では、彫刻表現を起点とした思考をもとに作品を展開している。窓、カーテン、扉、壁、階段など、場を仕切る境界の機能を持った家の一部をモチーフに、記憶の中の風景などを組み合わせたレリーフ状の造形を特徴とする。しきりの持つ機能や形状への考察を元に、多元的自己や遍在する記憶をテーマに創作活動を行っている。
また、津波で被災した実家の手入れを2019年より再開し、その記録写真を『海とカモシカ』シリーズとして展開する他、創作こけしの制作も手掛けている。
個人の創作活動の他、2021年に有志による団体「石巻アートプロジェクト実行委員会」を立ち上げ、石巻での生活の延長線上で掘り下げたいテーマ×表現に取り組み、様々な領域に横断しながら、経験の共有を通した交流やアーカイブを行っている。
アーティストトークは本日開催。
間際のご紹介となりましたが、間に合う方、是非、ご参加ください。
(編集:凹山人)
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