予告どおりのお菓子ネタです。すみません。お菓子はお菓子でも、今回は和菓子です。
あんまり申し訳ないので、なさけないタイトルになりましたが、サブタイトルがあります。「羽二重に泣く」もしくは「お菓子とお化け」。
年の暮れに久々の羽二重のおいしさに鼻の奥がツーンとしました。
これは白椿を図案化したものです。言われてみれば、なるほどね、と思う。
これを食べて私は泣きそうになりました。おなか空いてたからかもしれません。
和菓子の造作の、単純化というのか、デフォルメというのか、時々惚れ惚れすることがあります。
伝統の力かねぇ、なんておめでたいことを考えているのはt:eeh くらいのものだろう。
こんなのもあります。ずっち☆の森の仲間達に食べられた白兎。干支にちなんでの縁起物なので、去年は寅(虎)、来年は辰!?
辰は楽しみです。
ちなみに京都国立博物館で見た海北友松の龍はなにやら漫画のようでした。いや、もちろんかっこいいし、立派なのは言うまでもないのですが、愛嬌があります。あれはなんだろう。
鳥獣戯画を筆頭に、日本の絵巻物に描かれた生き物は、猫のような虎だったり、化け物のような象だったり、見ててあきない、めくるめく世界です。
そしてもちろん百鬼夜行絵巻のように化け物すらかかわいいのでありました。
なかなか落ちがつかないのでありました。
編集:t:eeh
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