人もすなるツイッターといふもの

よくわからん・・・と思いながら手を染める

というと悪事のごときスリルがよぎるが、スリルこそないものの、

ハムコにとってツイッターはそんなかんじである。

わからん・・・なんのために・・・と思いつつ

デビューして2カ月。

ほとんどツブやかない。

当然、フォローする数も、される数もごくごく少数。

しかも、パソコン上でしか操作しないために

本来の利便性をまったく活用できていない。

活発な発言が繰り広げられるモニターを日々、

不思議な気持で眺めている(見るだけね)

 

ハムコの友人の息子、4歳のYくんがある朝いきなり

「母ちゃん、なんで生きてるの?」と云いだした。

これは一大事だ。が、その母ちゃんはエラかった。

困ったことになったと思いながらも

「なに云ってんの、はやく靴下はいて、ほれ、パン食べなさい!」

と幼稚園に送り出した。

 

いつも通りに帰宅したYくんを見て、母はひと安心。

夕食後、父親とテレビを見ていたYくんはCMになるや

「父ちゃん、なんで生きてるの?」

完全にフリーズ、動揺する父!

「な、な、なんで、かな」

それを背後から見ていたわが友(母)は

「この肝心なときに黙るなっ!」と夫を心の中で罵倒したそうだ。

さぁ、たいへん。またしても母ちゃんの出番だ。

「ふたりとも、さっさとお風呂に入りなさいっ!」

 

翌日、祖父母の家に遊びに行ったYくん、

大好きなじいちゃんの顔を見るなりやはり云った。

「じいちゃん、なんで生きてるの?」

じいちゃんはニコニコと即答。

「そりゃあ、楽しいことがいっぱいあるからだよ」

「ふ〜ん、そっか」

Yくんは以来、この疑問を口にしなくなった。

 

今やYくんは背の高い17歳の青年。

「なんでかな?」と思うようなことがあるたびに

4歳のYくんとじいちゃんを思い出す。

ツイッターしかり。

やっぱり、楽しいんだろうなぁ・・・

[編集:ハムコ]

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