イキのいいネタがないので古い話です。もうしわけない。
その昔、タイガースの「花の首飾り」という歌が流行りました。阪神タイガースではなく、グループサウンズのザ・タイガースです。
ザ・タイガースを懐かしいというお年頃の人なら、たいていはシロツメ草の首飾りを作ったことがあるんじゃないか、という話しです。
5月半ばに咲いていたシロツメ草です。夕方なので葉っぱが色あせて見えますが。
昔の女の子たちは、シロツメ草が咲くと放課後に花(草?)を摘み、花の首飾りを作ったもんです。どれだけ長い首飾りを作れるか、というのが腕の見せどころで、「名人」もいました。
名人にとても立派な首飾りをもらったことがあります。
かわいそうだからひとつあげる。ありがとう。という話です。
私はシロツメ草の首飾りを作れません。なんでかって言うと、みんながシロツメ草を摘んで首飾りを作っている間「野球」してました。
ポジションはセンターとライトの後ろの間です。結構球が飛んできて、転がる球をグラブに収め、近くのセンターに投げ返す。いま考えれば球拾い?
でもマイ・グラブも持っていて、何が楽しかったのか、船着き場でキャッチボールの特訓もしたような。
グラブにパンッとボールが収まるあの感触が楽しかったのか….。よくわかりません。球拾いが楽しかったんですかね。
やさしい名人がくれた立派な花の首飾りは、しばらく人形の首を飾っていて、その後どうなったのかよく憶えていない。
一番できのいいのをくれたのに、名人ごめんね。
編集:t:eeh
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