7月9日、東京ビッグサイトで第45回造本装幀コンクールの授賞式がありました。
『石元泰博 写真という思考』(森山明子著、装幀:杉浦康平+佐藤篤司)が東京都知事賞を授賞し、晴れがましい舞台に参加させて頂きました。授賞式の様子は後日、呑猫よりお知らせします。
が、お先に賞状とトロフィ(かっこいいぃ…。トロフィって、響きがかっこいい)を見せちゃいましょう。
東京都知事賞は文部科学大臣賞と経済産業大臣賞に次ぐ賞で、
「造本装幀、創造性等優秀と認められ、社会教育および出版文化の発展向上に寄与するもの」と認められた本が授賞対象となります。
maupはこれまで2度入賞しましたが、3賞入賞は初めてです。
審査会場の様子が造本装幀コンクールの小冊子に掲載されていました。審査委員の評価ポイントをご紹介します。
浜田桂子さん「光の層を感じさせ、非常に美しい。感光するという光の変化を取り入れている点も秀逸」
ミルキィ・イソベさん「本としてうれしいと思わせるものを持っている。開けていく楽しみがあり、白と黒を基調にした表紙と帯、色の選び方から象徴的なことを含めて、なかなかおしゃれ」
ここを見て欲しいと思ったところがまさに評価ポイントとなり、これほどうれしいことはありません。
編集:t:eeh
コメント
受賞、本当に有難いです。著者の森山先生のご尽力には重ねて感謝しております。