まことにハイシーズン到来。編集スタッフは来年春刊行のテキストを両手にかかえ(両手に花というのだろうか。両手どころじゃなく手が5〜6本欲しい人もいるような)真剣そのもの。脇目もふらずに仕事している。
静かだ。キーボードの音と紙を繰る音とペンが転がる音、イスがきしむ音、時々、奇妙な声が響く。かすかな悲鳴ですね。編集者の。
改訂やら新規刊行やら増刷やら。そのうちの心理学を担当しています。全14章。
ムックや雑誌に載った心理テストで心理学に興味を持って、いざ本格的に学ぼうと専門書を開いてみたものの、という人は多いかもしれません。でも。
そんなことがないように、監修者がいろいろと工夫を凝らして、間口が広く、最新の研究事例も押さえた教科書をいま作っています。
心理学の研究成果や手法が社会生活のこんなところ、あんなところに応用されているというとても身近な事例があり、パズルゲームのように読んでしまう章もあり、ストレスをかかえ苦しんでいる人をいかに社会が支えるべきかという切実な論述もあり。
読みやすそうなので何となく手に取って、気がつけば、本格的な専門書一冊読破していた。
そんなテキストを目指してただいま制作中です。
編集:t:eeh
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