『美術手帖』10月号の「ヨコハマトリエンナーレ2011」を
ななめ読みしていたら、どうしても、デワール&ジャッケルの
巨大なカバが見たくなってしまった。
そのカバさんは、日本郵船海岸通倉庫にでーんといるらしい。
20トンもの陶土でできているらしい。
ぺたぺたと手で仕上げたらしい。
かなりセクシーらしい。
見たい。
というわけで、カバに逢いにヨコハマにでかけました。
いました、カバさん。
しかし・・・・・・かわいいカバさんは、乾燥のために
肩のあたりにザックリと亀裂がはしっていました。
ショック!
カバさんが割れている。
まるで地割れみたい。
カバさんが地面なのか、地面がカバさんなのか混乱。
(ショックと混乱こそ「現代ビジツ」の喜悦)
横浜美術館で、ビデオ・インスタレーションに目がとまり、
「あ、田中くんだぁ」と思わず座り込んだら、
となりのご婦人も私と同じ格好で座り込んだので、思わず
「あなたはわたしの知っている田中君を知らないでしょう?」
と話かけたくなってしまった。
田中功起氏の出品作品「美術館はいっぺんに使われる」は
下記でも見ることができます。
http://vimeo.com/kktnk/videos
おうちでひとりでも見られるんだけど、
知らない人がとなりにいる美術館で見たほうが
なんだかおもしろいのはなぜかな?
[編集:ハムコ]
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