世田谷美術館を舞台にした『美術館のワークショップ』は
年末刊行を目指して大詰めです。
第6章「日常即美術也(にちじょうすなわちびじゅつなり)」
ここでは学芸員の髙橋直裕さんと美術家の太田三郎さんが
「日常と美術」というテーマで4日間連続のワークショップを
とりあげています。
ある日は、手紙を書くというワークショップ。
相手や内容によって、便箋や封筒、切手は異なるはず・・・
この日のために、髙橋さんは
「数枚でいいですから便箋と封筒と切手、お願いします!」
と周囲の人に声を掛けて、各種多様なものを懸命に集めたとか。
当日は太田さんと参加者がわいわいとやってくれるのを
涼しい顔して見ていればいい(?)学芸員。
しかし、ワークショップは仕込みがたいへんです。
もしも20世紀初頭に生まれていたら、ハムコはきっと「代書屋」に
なっていたとおもいます。
《よろず おてがみ うけたまわります》
という看板をあげて、どんなこまった手紙でも、
すらすらと注文主にかわって書いてさしあげます。
でもお客さんが少ないかも知れないから、タバコ屋と兼業にしよう。
だから看板はこうなる。
《たばこ よろず おてがみ うけたまわります》
やっぱり一番の上得意はt:eehかなぁ。
[編集:ハムコ]
コメント
毛筆の代書はけっこういいお商売なんじゃないかと思っているt:eehですが、代書屋さんにタバコを買いにいったときは、2回に1回、いや3回に1回は止めてね。