空耳はかなり得意である。空耳ネタには事欠かない。
たとえば丑寅(うしとら)の刻を、ウルトラの刻とか。
音が耳に入って言葉に置き換えられるときに、多分変なところに接続するんだね。誤変換する。
いま呑猫が救出大作戦を展開してくれている通信教育教科書のデータは、結局、呑猫が新規に打ち直すことになったのですが(お手間かけます)、暗号か、脅迫状かという誤変換に埋まった文面は、奇妙に詩的でもありました。
欧文、記号、*は「米」の誤変換か? 資料が「賃料」、文章が「文革」。文革…何年前の話なんだか。懐かしいと言っては不謹慎である。
さらに、ジャイアントコーン。隣の凹山人の反応が微妙に奇妙だと思っていたら、なるほど。凹山人の頭のなかではグリコのジャイアントコーンがグルグル高速回転していたわけだ。そんなわけないのだ。
言葉と音は面白いね。駄洒落、掛詞、日本の人は好きだよねと思ったのですが、別に日本だけの話でもなく、シェイクスピアも駄洒落好きだし、ジョイスだって駄洒落好きだし。ジョイスを駄洒落というとおこる人がいるかも知れない。
「くねる岸辺」を「食う寝る岸辺」。これは『フィネガンズ・ウェイク』(柳瀬尚紀訳、河出書房新社)のたしか冒頭のはず。この訳が大好きなんですが、いつか何にもしなくてよくなったら読破したいもんだと思う。
これはDTPマスターの差し入れ。ペンギンがやたらかわいいチョコです。昨日はジャイアントコーンで、今日はペンギンチョコ。またもやオチが見つからないのだ。
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