東京国立博物館で開催中の特別展「北京故宮博物院200選」に出展されている(いた)張択端筆の「清明上河図」。皆さん、ご覧になりましたか?
私も是非見たいと思っていたんです。
それが……、実物の公開が1月24日(火)、つまり昨日までと、今日知りました。
同じく見たいと思っていたt:eehと二人「なんでー!?」と悲嘆に暮れました。とほほ。
「神品」「中国が世界に誇る至宝、清明上河図ついに国外へ」と最上級の文言が並ぶ広告を横目に、何とか混まない中でじっくり見られないものか、などとトーハクでは絶対にあり得ないことを妄想しているうちにこの有様。
会期は2月の20日頃までということは頭に入っていましたが……参った、参った。
絶対見に行こうと思っていたのに。
ちなみに、今日からは印刷複製が展示されているのだとか。もう行かない。
気をとりなおして、近日開催予定のムサビ版画がらみの展覧会を3つご紹介。
まずは、神田神保町の文房堂ギャラリーで行われる「弘益大学×武蔵野美術大学」大学院版画コース1年交流展。例年なら秋頃に行われる大学院1年生の展示が、今年は卒業制作展とほとんど変わらない時期に。ただでさえ大混乱する版画工房。大丈夫だったのかな? 今回は韓国の公益大学との交流展ということで、この後韓国でも展示する予定とのこと。皆、気合入っていると思います。
1.30(月)−2.4(土)
10:00 – 18:30 / final day 17:00 会期中無休
・ レセプション2.3(金) 17:00~
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-21-1
つぎに、ムサビ版画のOBの展示をふたつ。
二人ともリトグラフで作品作っています。
1.30(月)−2.4(土)
11:00 – 19:00 / final day 17:00
養清堂画廊 〒104-0061東京都中央区銀座5-5-15
2.6(月) − 2.11(土)
12:00 – 19:00 / final day 17:00
巷房 〒104-0061 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル
是非、足をお運びください。
しかし、見たかった……。
(編集:凹山人)
コメント
見たかった。もう見られないとなると、唯一の機会だったかもしれないのにと、ますます悔やまれる。北京に行ったって展示されていないかも。2月19日という日付だけを頭に叩き込んでいた迂闊さに臍を噛む。臍を噛むってこういうことかと知りたくなんかなかったね、凹山人..。