本日、明日の納品を前に、『新版 版画』の見本が届きました!
遂に、完成です。
A4判、4色、256頁。
旧版の骨格はそのままに、ムサビ通信におけるこの10年間の版画教育活動をふまえながら、版画を学ぼうとする方にとってよりわかりやすいものとなりました。多くの図版を添えて紹介する銅版、リトグラフ、木版、スクリーンプリントといった基本的な技法、近代以降の国内外の版画の歴史や現在の状況、そして実際に指導にあたっている教員陣による自らの制作についてのテキスト、と充実の内容。出版局のウェブではまだご紹介できていないので、こちらもごらんください。
とにかく見た目、ブアツイです。およそ2㎝、自立します。
4色モノでは、出版局の刊行物の中では最も厚い本。
生まれながらにして、この体格。
末恐ろしい怪童か!?。
少々重いですが、是非実際にお手にとってみてください。
で、版画がらみで、展覧会のご紹介。
まずは、ムサビ版画の卒業生による個展3つ。
尾関立子・銅版画展「場所」※
廣澤 仁展「余波(アフターマス)」(スクリーンプリント)※
林 明日美 個展(銅版/メゾチント)
続いて卒業制作展。
通学部の卒業制作展は、会期4日間の内3日間は天候が悪く、足を運ぶのを躊躇われた方も多かったのでは?
美術系だけではありますが、五美大展で是非ご覧ください。
通信教育課程の卒業制作展といえば、昨年は震災の影響で丸1日も公開できませんでした。
今年は全日無事に公開できますように。願わくば、好天であれ。
東京五美術大学連合卒業・修了制作展※
武蔵野美術大学通信教育課程卒業制作展
すでに開催中のもの(※)もあります。
興味のある方は、お早めに。
(編集:凹山人)
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