梅雨の晴れ間です。MAUP界隈は花が目を楽しませてくれる通りがあちこちにあるのですが、あちこちの前庭の花もバラからアジサイへ。梅雨の眺めとなりました。
電子書籍化のため、海外の著作権者にお手紙をお送りしています。
自慢じゃないが、英語とコンピュータ言語は猿以下のt:eehです。苦労してます。住所を書くだけでどきどきしてるし。
もう10年以上前のことですが、やはり海外の作家から作品掲載のことで編集部に電話がかかってきました。
Mr.△△はいるか?と。猿でもそれくらいはわかる。
わかるけれど、運悪くほかには誰もいない、助けを呼ぶこともできない。ほぼパニックです。
Mr.△△は不在なので明日もう一度電話して(たのむから…)という意味のことをしどろもどろで伝えました。その時、電話の向こうで一瞬の間があり、苦笑の気配とともにOKという声が届きました。
苦笑??? なにか変だっただろうか? もちろんすべてが変に違いない。
その帰り道。鈍い蛍光灯がやっとついたかというタイミングでわたしは思い出したのでした。
last yearと言った。もう一度電話してくれat last year と間違いなくわたしは言った。
去年電話してくれとわたしは言ったのか…
そりゃ笑うわ。苦笑で納めてくれて、むしろ感謝したい。
夜道に立ち尽くしたまま事の子細を思い出し、あまりのとんでもなさに頭抱え、底の抜けっぷりに笑っちゃったのでした。
次の日恐る恐るMr.△△に聞いたところ、交渉は滞りなくすんだとのことでした。相手が心の広い方でまことに助かりました。
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