このところ、我が家のセブンボウズがネタのまくらにされていたりして、皆様、食傷気味のことと思いますが……今日もボウズネタ。
彼が「7」以上に、ながーくはまっているのが「植物」。
t:eehがバラに一家言と書いていたが、バラに限らず植物が好きで好きでたまらない様子。
外を歩けば、何の花が咲いた、実がなった、何々が枯れちゃったなどといいながら、ずーっと観察。
彼の頭のなかのご近所地図は、どんな植物がどこにあるかということでできあがっているらしい。
で、当然、愛読書は子供用の植物図鑑。去年から繰り返し、繰り返し見ている。
総ルビなので、ひらがな、カタカナが読めるようになってからは一層、食いつくように読み出した。
「ゴボウは何科か?」
なんて質問すると
「キク科」
などと即答する。
こちらは答えを知らずに適当なこときいているし、ゴボウがキクと結びつかないものだから、ついつい
「ほんとか~?」
なんて言ってしまうのだが、これがほんとだから恐い。
(ちなみにこの問題、ハムコもt:eehも答えられなかった。では、アボカドって何科か知ってます?)
それだけ繰り返しみているものだから図鑑もだいぶくたびれてきていて、殆どのページはセロテープでかろうじてつながっている状態。昨日、たまたま一緒に書店に行ったので、奮発して新しい他社の図鑑を買ってあげた。
家に帰ると早速、お気に入りの植物のページを探し出しては、やはり熟読している。
よしよしと思いながらしばらくほうっておくと、急に笑いながら
「これ、まちがってるよー」
と言い出した。何が間違っているのかと思ってのぞいてみると、ボウズが指し示す先には
「タチオアイ」
の文字。
あちゃー。
正解は
「タチアオイ」。
これはおやじにもかろうじてわかった。
しかし、恐るべし3歳の目。
そして、図鑑を手にする順番が逆でなくてよかった。
ライバル関係にあるであろう2社製のうち、たまたま手にした方で正しい名前を覚えていたからこその発見ですから。
それにしても、自分の担当した本ではあって欲しくない事態だなー。
こわい、こわい。
(編集:凹山人)
コメント
四書五経をそらんずるに匹敵しますね。辞典の誤植を見つけるとはすごい。ご成人の後は是非とも弊社に。
とうちゃん、ここで赤字の入れ方と校正記号を
セブン坊ちゃんに教えてあげてください。
当人、植物限定で編集に興味はないかと……。
MAUPで植物図鑑出しますか?
植物好きは蛙好きが多いのですが、いかがでしょうか。
確かに。
彼は、アマガエルを愛しています。
すごい。末はカエル博士かタチアオイ大臣か。ご令息は大物になりそうですね。