先週、土日を挟んで夏休みをいただき、妻の郷里釧路へ行ってきました。
東京との気温差、マイナス10度の世界。滞在中、一日だけかなり気温が上がった日があったのですが、それでも27度。それで向うの家族などはヒーヒー言っているわけですが、失礼ながらなんだか笑ってしまいました。
まさに別天地の感ありです。
そんなところからまた東京に戻って大丈夫かいな(妻とセブン坊主はかなり前から行っていたのでなおさら)と思いましたが、すぐに慣れるものですね。それにひと頃よりは確実に朝晩も涼しくなっていて、暑いことは暑いですが、確実に暦だけではなく夏も終わりに近づいているようです。
夏の終わりのサインといえば、甲子園決勝。私が生れ育った東北や北海道(滞在中、釧路でも小中高は新学期がはじまりました)などでは、9月を待たずに新学期がはじまるため、子供の頃から甲子園が終れば夏休みが終わり、夏休みが終われば夏も終わりという感覚が根強く残っています。
その甲子園決勝も昨日終了。大阪桐蔭の連覇で幕を綴じたわけですが、それにしても光星学院の三季連続準優勝って……。ほんとーに、くやしいだろうなあ。
オリンピックでも銀メダル獲得のシーン(ま、金メダルが決るシーンなわけですが)を何回も目にしましたが、それは必ず負けて得るわけで、三位決定戦で勝って得る場合もある銅メダルより順位は上と言っても、複雑な心境になる銀メダリストも多いことは想像に難くありません。
「2番じゃダメなんでしょうか?」と言った政治家がいましたが、結果が2番でダメなことは無論なくて、それはとても立派な結果だけれども、初めから2番を目指すような姿勢は少なくともスポーツの世界でははっきりとダメなんだと思います。1番になろうとしなければできない努力や引き出されない力があるのではないでしょうか。
東北に優勝旗がもたらされるのはいつの日か。光星学院はもちろん他の東北の球児たちにも、是非てっぺんを目指してがんばってほしいと思います。願わくば、東北弁丸出しの子たちがレギュラーのチームに勝って欲しいなぁ……、なんて贅沢は言ってはだめかな?
(編集:凹山人)
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