ローガン

通勤電車のなかでは、行きも帰りも決まって本を読みます。
ハムコは原稿を読むのに電車はよいというのですが、どうも私は苦手。
立派な単行本はさけて、もっぱら文庫や新書ですが結構集中できて、そのお陰で下りるべき駅を乗り越してしまうこともあります。結構お気に入りのひと時。
が、そんな楽しい電車読書に大問題が。

それが、ローガン。
そう、老眼です。
左右ともに1.5(以上? そこまでしか測ってくれないから…)をずっと維持してきたのですが、2年程前、左目の視力が極端に落ちました。もともと良く見えていたものが見えなくなることは、想像以上の恐怖で、生れて初めて眼科に行ったりもしました。で、くだされた診断が、老眼。
その後、左右のバランスをとろうとする自然の力がはたらいたのか、幸いにも左目の視力はある程度回復。悪くなった直後程の違和感はなくなりました。しかし、見え方が以前とは違うんですよね。
電車のなかで手に持った本が、どんどん顔から離れていく。
超満員のときははじめから諦めるとして、少しでも余裕があれば本を読んでいたのですが、その余裕の基準がどんどん厳しくなってきました。以前なら顔の真ん前に開いた本の活字(昔の文庫本のやたら小さい奴なんかも)もしっかり見えていたのに……。

生まれてこのかた眼鏡やらコンタクトレンズやらとは全く縁のない生活をしてきましたが、そろそろ潮時といった感じなのでしょうか。
などといいながらグズグズ踏み切れずにいる今日この頃です。うーん。

(編集:凹山人)

コメント

  1. t:eeh より:

    最初の頃、車内で文庫本の文字が見えないにもかかわらず(自分がローガンだと忘れて本を開くわけです)読んでる振りをしてました。今は昔。老眼鏡買わねば。

  2. ケロT取締役 より:

     今日の講義で手元のプリントを読み上げるときに、何度も近眼めがねを外して読みました。遠近両用だったはずですが、老眼進行中です。めざせ、渋い老教授。社長のようになれます様に…。

  3. ハムコ より:

    無駄な抵抗はやめよう!
    白髪に老眼鏡、それでいいのだ♪

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