一週間ほど前のこと。夜遅くにギャッギャッ、ギャーと不気味な声が響きました。猫にしては変。ひょっとして鳥が落ちて猫に追っかけられている? と懐中電灯を手に庭に出たところ、塀の向こう側に2匹の獣の気配がします。こりゃ鳥じゃないな、と思っていると1匹が走り去る気配がし、懐中電灯であたりを照らすと庭の隅、塀の上にそいつがいました。
タ、タヌキか!? それにしては顔が細長いし、鼻のあたりがなにやら…と思っていると悠然と身を翻し去って行ったのですが、尻尾がやたら長い!
ハクビシンですっ。たぶん。MAUP界隈で何度が見かけたことはあるけれど(後ろ姿だったり、尻尾だけだったり)庭先での接近遭遇は初めてです。
3キロしかないうちのチビ猫があんなのに出会ったらひとたまりもないのじゃなかろうか。ひどく臆病な猫が最近いっそう臆病になり、庭に出るのもびくびくしているのは、ひょっとしてハクビシンの匂いを嗅ぎ取ったからか、と思いながら2階で身構えている猫の顔をしみじみ眺めると、ヤツはのんきに大あくびをしました。こいつ、強がってごまかしてるな、と思いましたね。
9月の彼岸にようやく咲き始めた酔芙蓉です。朝に白く咲き、昼近くになるとこんなふうにほんのりピンクになり、夕方には紅色になって萎みます。酒に酔ったようだというので、「酔」芙蓉と呼ぶそうです。
編集:t:eeh
コメント
ハクビシンは、雷獣(ライジュウ)とも言われてますよね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B7%E7%8D%A3
その昔、雷と共にやってくるという妖怪と間違われていたようです。
雷獣って、ハクビシンよりずっとかっこいい。そういえばmaup界隈に落ちた雷のせいで電話が不通になったのは、雷獣との接近遭遇の3〜4日後だった…。妖怪?