こんにちは、ずっち☆です
フランクフルトBFのお話をもう少し。
2011年度の世界で最も美しい本コンクールの受賞図書
を見てきました。
MAUPも10月から会員になった美術書出版会のお仲間の
クレオさんの書籍
「蒸気機関車讃歌 白い息遣い」
(第46回造本装丁コンクールで文部科学大臣賞受賞)が、
堂々と展示されていました。
この本の写真家(著者)の山岸起一郎さんが
ご夫妻で来られていて日本ブースでお会いすることができました。
山岸さんが来られることはクレオの方から
伺っていたのですが、出入りが激しく、
会えない方もいたので、この偶然に感謝です。
ほか、大学出版部協会のお仲間、
東京大学出版会の本「古語大鑑」も。
惜しくも、両書とも受賞には至りませんでしたが、この会場で展示されていること
自体すごいことだな、と思います。
(2012年11月17日追記:私は勘違いしておりました!
「両書とも受賞には至りませんでした」というのは、間違いです。
大変失礼致しました。お詫び申し上げます。
今回展示されている日本の図書に関しては、
毎年3月ライプチヒ・ブックフェアで公開される
「世界で最も美しい本」コンクールの入選図書に出展されるそうです。
申し訳ございませんでした。)
MAUPの『石元泰博 写真という思考』、『エル・リシツキー』
『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』も
造本装幀コンクールで受賞したときは
ここに並んだと思うと感慨深い。
MAUPの本とここで会いたかったな、と
すこしヤキモチをやいたのでした。
ちなみにゴールデンレター賞(最優秀賞!)を受賞したのは
デンマークの本でした。
コメント
フランクフルト出張、ご苦労様でした。リアルタイムの報告を楽しく拝見しました。今回の造本コンクールについて、写真を含めて引用させてください。よろしくお願いします。
たひさん、コメントありがとうございます。
行って参りました!
「古語大鑑」堂々としていました。羨ましいです〜。
写真を含めての引用どうぞお使い下さい。
この展覧会と同じ内容で11月17日から印刷博物館でも行われるとのこと。
私は再見してこようと思っています。
[営業ずっち☆]