夜の七時半、吉祥寺駅から下りの中央線にのる。
珍しくすいているなぁと思ったら、盲導犬がのってる!
大型犬フェチのハムコ、ジリジリと犬に近づく。
ご主人様はなにやら熱心に点字の束を読んでおられる。
そっとしておいてあげればいいのに
「犬の名前はなんというのですか?」などと突然、
話しかける乗客もいる。
とうの犬は、愛想をふりまくでもなく(当然だ)
知らん顔している。
普通に仕事をしているのに、可愛いなんて言われるのは
心外だろうなぁ。
そのうち、座席の下をクンクンして、そのあたりを
齧りはじめた。
なんだか気持がわかるなぁ。
今日はちょっと、面白くないこともあったよね。
もっと齧れ、齧れ!
と無責任に思いながら三鷹でおりた。
[編集ハムコ]
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