うかつに「今年はあと●●日しかないのかぁ」なんて言うと、「そういうことを言うんじゃない!!」といった激烈なリアクションが各所から飛んでくる今日この頃。実際、もう、どうにもこうにも年の瀬です。
例年この時期は教科書づくりの山場で、外校正に出す前の繰り返しのチェックに明け暮れます。
私が今年担当しているのは、生活指導(生徒指導)・進路指導に関する教職系の教科書。
教職系は『未来の教師におくる特別活動論』に続いて2冊目ですが、今回もまた、ここに至る過程で今まで知らずにいた教育に関わるさまざまな知識を得ることができました。で、思うのは(前回も同じようなことを書いたかもしれませんが)、先生になろうという若者はえらい! ぜひがんばってよい先生になって欲しい、ということです。
学校の先生が教育の現場で、子どもたち(ときにはその親や同僚その他も)を相手にどれだけ多くのことに意識を巡らさなければいけないのかを、またどれだけの時間を費やさなければいけないのかを知れば、正直、私には絶対に無理だ、との思いに至ります。まともにやったら、こんな大変な職業ないでしょう。背負っているものを実感したら尚更です。
志望の理由は色々とあるのでしょうが、将来先生になり教育の場でがんばるぞ、と思っている人たちを心から応援したい。先生にすべてを委ねるわけではもちろんありませんが、先生たちが担う役割は大きい。よい先生を育て、その先生たちが十分に力を発揮できる環境をみんなでつくっていくことが大事なのだと思います。子どもは宝と言いますが、よい先生も宝でしょう。教育は大事です。実際、教育は未来をつくるんだよなぁ、と今更ながら思う今日この頃です。
(編集:凹山人)
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