構想から何年たっていることやら・・・反省しつつ、
ようやくこの大著が秋に刊行されることになりました!
「束見本(つかみほん)」とは、
書籍の「ボリューム模型」のようなもので、
実際の資材で、中身の印刷はない状態で作ります。
A4判、糸かがり、512頁。どーん。
下にあるのは特装本のパンフレット。
(今回は、特装本と市販本の2種類を発売します)
思ったほど重くないわぁ(これなら読める!)
測ってみると1703グラム。うふふ。
図書印刷の担当者○谷さんが、2冊も抱えて来てくれた。
(いつも重い物をありがとう)
まずは安心したものの、見返しの特殊な用紙が
少し薄すぎるらしい。困った。
斤量(紙の厚み)の種類がない特殊な用紙なので、
どうしたものか。
この用紙が変更になると、箱も微妙に変わってしまう。
すこしできた(完成に近づいた)と思うと、
なにか不具合がでてくる。どうしてなかなかできない。
午後、アートディレクション担当の
白井敬尚先生のところに相談に行きます。
本は、できあがるまでに実にいろいろな人の手と知恵が
少しずつ少しずつ加えられ、また削られてゆく。
[編集:ハムコ]
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