刊行・販売案内

本という、美的で実用的な造形物

昨日、営業zucchiからもお知らせしましたが、津村耕佑著『賞味無限 アート以前ファッション以後』が12月中旬に発売になります。MAUPへの納品は今月末なので、出来上がった現物を実はまだ見ていないのですが、かなりかっこいい仕上がりになっているので、早く見たくてしょうがないのである。本を外側から順に剥いていくと、帯があり、カバーがあり、表紙があり、見返しがあり、総扉があります。その後、目次だったり、「はじめに」だったりがあり、章の扉があり本文へと続き、そして再び見返しがあり、裏表紙があり、カバー、帯で、一冊の本は綴じられます。こうした要素は、意味もなく漫然とあるわけではなくてそれぞれの要素には、...
刊行・販売案内

【近刊情報】津村耕佑著『賞味無限』12月中旬発売!ご予約承ります

12月中旬に、津村耕佑著『
いぬ・ねこ・かえる

「色探検」はっとりこうへい 展

少し前までは、今年はいつまでも温かいなぁなどと言っていたのに、気がつけば寒さが身に染みる時期に。そんな中、国分寺の美大予備校、武蔵野美術学院に併設されたギャラリーで愉快な展覧会が開催されています。「色探検」はっとりこうへい展会期:2018年11月2日(金)~11月28日(水)時間:11:00~20:00日曜・祝日・最終日~16:00 場所:634展示室   〒185-0012 東京都国分寺市本町2-4-10   (国分寺駅から歩いて5分ほどです)ギャラリーwebサイト→こちら以前もご紹介したことがあったと思いますが、はっとりこうへいさんはムサビ彫刻出身の作家さんです。ガイコツや動植物、自動車や...
いぬ・ねこ・かえる

『デザイン学』韓国語翻訳版 見っけ!

ソウルに、行ってまいりました。『デザイン学思索のコンステレーション』の韓国語翻訳版が、2017年世宗図書(芸術部門図書)に選ばれ、当時のブー当番で、「今度ソウルに行ったら、図書館に行って探してみます〜」的なコトを書いた気がするのですが。。。その後も、実は何度も韓国に行っているのですが(どんだけ〜〜笑)なんだかんだ、全然図書館に行けず(行かず…f^_^;)で、たまたま今回、ソウル駅付近に用がありまして、…あれ。確かこの付近に図書館あったような。。。思い出した訳です。で、ちゃちゃっと検索。やっぱりあったー!!今行かねばっ!!…え。開館時間。11:00~18:00その時点で私、18:00過ぎの時間帯...
フェア情報

【フェア情報】「藝大生におくるアートブック」フェア藝大生協・美校店にて

東京藝術大学(台東区上野)にある東京藝術大学生活協同組合・美校店様で、美術書出版会(求龍堂、クレオ、芸術新聞社、秀作社出版、淡交社、東京美術、西村書店、中央公論美術出版、平凡社、武蔵野美術大学出版局)の企画で、「藝大生におくるアートブック」フェアを開催しています。2015年から継続的に開催していただいているこのフェア。実際、販売場所は小さいのですが、とても沢山のかたに御購入いただいており、「若い人が本を読まない!」 なんていうのは芸大ではありえないと思いました。同じくムサビの学生も読書家が多く、美大生っていいな、と心から思います。今年の10月には、藝大の出島であるという、藝大アートプラザさんも...
展覧会情報

ギャラリーαMのプロジェクト2018は

「絵と、」と題し、今年の4月7日から始まり来年3月23日に終了します。東京国立近代美術館の蔵屋美香さんをキュレーターに迎え「絵画が現実に関わる」とはどういうことなのかを問う連続企画です。1回目が五月女哲平さん、第2回が藤城嘘さん、第3回が村瀬恭子さん、第4回が千葉正也さんで11月10日から2019年1月12日まで開催中です。ラストは中村一美さんで、2019年1月26日から3月23日まで開催されます。いずれも「絵と」現実を、絵画ならではの方法で切り結ぼうとしている人たちであると蔵屋さんは言います。なぜいま絵画を連続企画で取り上げるのか。(「絵と、」に貼ったリンクをぜひご覧いただきたいのですが)そ...
大学出版部協会

悲観的な水曜日の夜7時

明日から大学出版部協会編集部会の秋季研修で名古屋に行く。ああ、なぜ行くことにしたんだろう、ニャゴヤ。なぜって、自分で申し込んだからなんだが、申込みをした夏頃には、11月のその頃ならば、原稿整理が終わってレイアウトの時期だから、ひと山越えて、ちょうどあいてるなぁ、なんて思ったのだろう。アホちゃうか。そんな予定、どんどん遅れとるわ。2月末納品の教科書が2冊、3月末納品の技法書が1冊、4月10日納品が1冊。呪文のように唱える。気持ちだけが焦る。ここでハムコが焦ったからといって、事がうまく運ぶわけではない。嗚呼、しかも明日の夕食は名古屋名物「手羽先」だという。つらい。。。[編集:ハムコ]
イベントのお知らせ

「版画の彩展2018 第43回 全国大学版画展」

毎年恒例の展覧会が近づいてきました。この展覧会の知らせが届くと、今年ももう終わる感がぐぐぐっと高まります。それに抗って過ごさねば。まだ11月、大丈夫……。「版画の彩展2018第43回全国大学版画展」会期:2018年12月1日(土)~12月16日(日)時間:[平日]10:00~17:00(入場は16:30まで)   [土・日]10:00~17:30(入場は17:00まで)休館日:月曜日観覧料:無料会場:町田市立国際版画美術館 〒194-0013東京都町田市原町田4-28-1主催:町田市立国際版画美術館、版画学会日本全国の美術大学、教育系大学、専門学校の学生作品が一堂に会する版画展。もちろん、ムサ...
日常の業務

電子書籍「分冊」の術

2019年春になったら本格的にサイトを読んで、自社製造で参入できたらいいなあ、と思っていたkindle本の販売。思いがけないことから、前倒しで現在、制作を進めています。購入しやすい価格は700〜800円とのことで、いくつか「分冊」で販売しようと考えています。すると、理想の価格帯になるというもの。しかし、準備を始めるとわき起こる疑問の数々。ログインして問い合わせをして……を繰り返しております。年明けには販売の見通しがたち、ご案内したいと思います。乞うご期待![制作:呑猫]
いぬ・ねこ・かえる

金曜日の夜7時

金曜日の夜7時、もう一仕事せねばと思った瞬間、ブー当番であることに気づく、この悲劇!「トッカータとフーガニ短調」が頭の中で激しく鳴り響く。しかも、歌詞つき。♪ティラリ〜 鼻から牛乳ぅ〜〜♪こんな戯れ歌は、ハムコの子ども時代で終わっているだろうと思っていたら、豈図らんや先日、吉祥寺の美大通りで小学校3年生くらいの男子三人組のひとりが「ティラリ〜♪」と言うや残りのふたりが「鼻から牛乳ぅ♪」と叫んでぎゃはははと笑いながら、全速力で駆け出したのであった。うわぁ、まだ現役だったんだ。なんたるロングセラー。感動した。[編集:ハムコ]