昭和回想
4月30日、讀賣新聞の文化欄「記者が選ぶ」に『現代アート10講』が取り上げられ、ゴキゲンなスタートをきったゴールデンウィーク。にもかかわらず、かわらぬ日々のハムコ。いつもとちがったのは、三鷹駅から玉川上水駅まで玉川上水吟行をしたくらいか。18キロ歩き、5人で乾杯したビールのうまかったこと! 鯉のぼり玉川上水さかのぼる 緑ゆくトポロジカルな友ふたりもひとつ、いつもと違ったことをあげるなら、荻窪のT古書店。いつものごとく老婦人に「いらっしゃいませ」と静かなアルトで迎えられた。気まぐれに荷風の『裸躰』を引っ張り出してみると組版があまりに端正なので驚き、ページを繰っていたら、 いつからともなくわ...