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メダカでなくグッピーです

どうも。鷹の台キャンパス常駐のケロT取締役です。私どもの武蔵野美術大学出版局は、学校法人武蔵野美術大学が全額出資する子会社(株式会社)ですから、取締役が存在するわけです。ただ原稿が遅い私は「取り締まられ役」として吉祥寺スタッフから要監視対象となっています。鷹の台にも人間以外の多くのスタッフが働いています。私の研究室には10年以上前から写真のとおりグッピーの皆さんがいます。はい、写真の右上です。メダカではありません。10年間、何代も子孫が生まれて徐々に色彩が野生化していますが、グッピーです。なお背景は、窓の外の8号館と9号館。このグッピーさんたちの勤務場所は鷹の台の教職員でも知らない人は知らない...
日常の業務

カチカチ山

うしろで凹山人と制作・呑猫が丁々発止で制作スケジュールの詰めをやっている。鉄火場だ。賭場ではないが、背中が熱い....。制作はいわば本作りの道理なのでぶれるわけにはいかない。呑猫はぶれない。編集は、道理とわかりつつも、そこを曲げたいという事情がある。たとえば1週間を20日と言いくるめてしまいたいような、そんな事情だ。熱い会話を背中で聞き、人ごとではないと思いながら、ひそかにブログを書いているわけですが、ちょっと肩身が狭い。しかもお題が間抜けなもので、いっそうこっそりと書いてます。コンピュータも馬鹿になるのね、という話。つい最近、コンピュータを変えました。使い始めた頃、ものすごく賢いマシンでした...
ひとりごと

ようやく

ここ数日、寒いですね。ようやく季節がかわった感じ。11月にもなってからもだいぶ暖かい日が続いたので、ありがたいのを通りこして心配になっていました。紅葉も例年より遅い感じでしたが、これで一気に進むかな。東京地方は、昨晩から今朝にかけて強い風。出勤途中にある公園で、幼稚園児たちがたくさんの落ち葉をその風にのせて宙を舞わせてはそれを追いかけて遊んでいました。たのしい、たのしい、もう一回、もう一回。みんなけらけらと笑いながら繰り返しています。実にほほえましい景色。でも、その様子を眺めながら、落ち葉は放射線量が高いっていうからなぁ、大丈夫かなぁ、なんて考えていたりします。実際どうかはわかりませんが、やは...
ひとりごと

黒沢さんの蔵書

わが出版局が「4年制通信教育課程開設準備室教材班」という準備段階にあった2001年から数年にわたって、制作を担当された黒沢哲夫氏が鬼籍に入られて5年がたつ。先日、ご遺族から「蔵書を処分したいので、御入り用のものがあれば、どうぞお持ちください」と連絡をいただき、お宅にうかがいました。二間幅、二層スライド式の重々しい書架でまず目にはいるのは鏡花全集。「ひゃあ、てっちゃん、鏡花が好きだったの?」われわれは、氏に向かっては「黒沢さん」と言っていたが、影では親しみを込めて「てっちゃん」と呼んでいたので、つい奥様の前で「てっちゃん」と云ってしまう。奥様はニコニコしておられる。岩波のアリストテレス全集、プラ...
日常の業務

FP最終年にむかって

FP……武蔵野美術大学で施行している、正式には「造形ファシリテーション能力獲得プログラム」といいまして、「美大ならではの造形の専門分野の力に加えて、誰もが参加できる造形ワークショップを促進する専門家(ファシリテータ)として力をつけましょう」ということを目的としたプログラムが、平成21年10月に文部科学省より「大学教育・学生支援推進事業」大学教育推進プログラム【テーマA】に選定されております。MAUPでは、そのもろもろ印刷物を担当。本日はFPの展示会・シンポジウムのポスター・チラシが完成し、納品されました。新宿センタービルで開催される「武蔵野美術大学造形ファシリテーション展示会・シンポジウム」は...
いぬ・ねこ・かえる

誤変換

空耳はかなり得意である。空耳ネタには事欠かない。たとえば丑寅(うしとら)の刻を、ウルトラの刻とか。音が耳に入って言葉に置き換えられるときに、多分変なところに接続するんだね。誤変換する。いま呑猫が救出大作戦を展開してくれている通信教育教科書のデータは、結局、呑猫が新規に打ち直すことになったのですが(お手間かけます)、暗号か、脅迫状かという誤変換に埋まった文面は、奇妙に詩的でもありました。欧文、記号、*は「米」の誤変換か? 資料が「賃料」、文章が「文革」。文革...何年前の話なんだか。懐かしいと言っては不謹慎である。さらに、ジャイアントコーン。隣の凹山人の反応が微妙に奇妙だと思っていたら、なるほど...
ひとりごと

笑い上戸

って、どうしたら治りますかね…そんなこと言ってる年じゃないんですけど、今だに治りません。周りがどん引きするくらい。最初は一緒になって爆笑してた友人がだんだん我に帰っていって、いわゆる平常心に戻ります。だけど私はまだずっとおかしくて、友人の顔が「いい加減にしなよ…」的な空気になってきます。どうしよう…私、完全におかしな人になってる…。どうしよう…って焦れば焦るほどおかしくなってしまう。遂に友人がキレて、「あのさー、それ許されるの、十代までだからね、まじで…」って真顔で諭す。わかってる!わかってるけど、どうしようもないの。で、自分なりに対策を考えたんですね。笑いを止めて冷静になる方法。そうだ!逆の...
ひとりごと

でかいやつ

「ジャイアントコーンの元の姿みたいよね」「どんだけ大きいんでしょうね」t:eehと、毎年この時期に助っ人として来てくれるDTPマスター・Mさんの会話。横で聞いていた私は、当然????ジャイアントコーンの元の姿って、砂糖とか、牛乳とか、カカオとか、小麦粉とかじゃないの?そんなの見たい?? シルシルミシル的にグリコの工場でジャイアントコーンができるまでが見たいの???それに、いったい何が大きいんだ????で、その真相は何のことはない、ジャイアントコーン=ミックスナッツなどに入っている大きなトウモロコシのことだったんです。なるほどね。ベビーコーン(ヤングコーン)は実は普通のトウモロコシを未成熟で収穫...
日常の業務

救出大作戦!

今や立冬。2012年2月納品に向けて、夏からの課題であったテキスト(通信教育課程教科書)改訂版の文字データ救出大作戦!が、まったなしになってきました。初版が2004年のタイトル。データ入稿しているので、直す作業はそれほどでも……といいたいのですが、たくさんの諸問題が……。組版ソフトInDesign、QuarkXPressが混在し、Illustratorで作成されたデータが配置されていて、Illustratorのデータはもちろんアウトラインされてある。アウトライン、つまりは文字だけど画像になって、直しがきかないのです。せめて文字データだけ抽出できればという最後の希望が、次々と砕かれ……。最終手段...
ひとりごと

手紙を書く

世田谷美術館を舞台にした『美術館のワークショップ』は年末刊行を目指して大詰めです。第6章「日常即美術也(にちじょうすなわちびじゅつなり)」ここでは学芸員の髙橋直裕さんと美術家の太田三郎さんが「日常と美術」というテーマで4日間連続のワークショップをとりあげています。ある日は、手紙を書くというワークショップ。相手や内容によって、便箋や封筒、切手は異なるはず・・・この日のために、髙橋さんは「数枚でいいですから便箋と封筒と切手、お願いします!」と周囲の人に声を掛けて、各種多様なものを懸命に集めたとか。当日は太田さんと参加者がわいわいとやってくれるのを涼しい顔して見ていればいい(?)学芸員。しかし、ワー...